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【2024年最新】求人が少ない研究職でも内定を勝ち取る!7つの戦略

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研究職の少ない求人

はじめに

「研究職の求人が全然ない…」

そんな悩みを抱えている方はいませんか?

文部科学省の調査によると、博士課程修了者の就職率は97.3%と非常に高い水準にあります。

しかし、希望する研究職に就ける人は一握りというのが現実です。

「研究が好きだから、この分野でずっと研究を続けたい」

そう願うあなたのために、この記事では、求人が少ない研究職で内定を勝ち取るための7つの戦略を紹介します。

 

なぜ研究職の求人は少ないのか?

「博士課程まで進学したのに、なぜ研究職の求人が少ないんだ?」

そう疑問に思う方もいるでしょう。

研究職の求人が少ない理由は、主に以下の3つが挙げられます。

1. 企業の研究開発費の削減

近年、多くの企業が研究開発費を削減しており、それに伴い研究職の採用も減少しています。

特に、基礎研究よりも、すぐに利益に繋がる応用研究に注力する企業が増えています。

2. 大学などの研究機関における任期付き雇用の増加

大学や公的研究機関では、任期付きの研究職が増加しています。

これは、若手研究者に研究の機会を与えるというメリットがある一方で、安定した雇用を確保することが難しく、キャリアパスが不安定になるというデメリットもあります。

3. 博士課程修了者の増加とミスマッチ

博士課程修了者は年々増加していますが、企業が求めるスキルや経験と博士課程修了者のスキルや経験との間にミスマッチが生じているケースがあります。

例えば、企業は実務経験やマネジメント能力を求める一方で、博士課程修了者は専門知識や研究能力に特化している傾向があります。

 

研究職の求人を効率的に見つける方法

求人が少ない研究職において、効率的に求人情報を探す方法を知っておくことは非常に重要です。

1. 研究職専門の求人サイトを活用する

リクナビNEXTやマイナビ転職などの大手求人サイトだけでなく、アカリクやバイオキャリアなどの研究職専門の求人サイトも活用しましょう。

これらのサイトでは、より専門性の高い求人情報が掲載されています。

2. 大学や研究機関のホームページをチェックする

大学や研究機関のホームページには、ポスドクや任期付き研究員の募集情報が掲載されていることがあります。

こまめにチェックして、興味のある分野の募集を見逃さないようにしましょう。

3. 学会や研究会に参加する

学会や研究会は、最新の研究動向を知るだけでなく、人脈を広げる良い機会です。

同じ分野の研究者と交流することで、非公開の求人情報を得られる可能性もあります。

4. 転職エージェントに相談する

研究職に特化した転職エージェントに相談することで、非公開求人の紹介や面接対策などのサポートを受けることができます。

 

求人が少ない研究職で内定を勝ち取る7つの戦略

それでは、具体的にどのような戦略で内定を勝ち取れば良いのでしょうか?

ここでは、7つの戦略を紹介します。

1. 専門性を高める

研究職において、専門性は非常に重要です。

博士課程で培った専門知識や研究スキルをさらに深め、特定の分野で高い専門性を持つことで、企業からの評価を高めることができます。

論文発表や学会発表、資格取得などを通して、専門性をアピールしましょう。

2. 実務経験を積む

企業は、研究能力だけでなく、実務経験も重視します。

インターンシップやアルバイト、ポスドクなどを通して、研究成果を社会に還元する経験を積みましょう。

また、プロジェクトマネジメントやチームワークなどの経験もアピールポイントになります。

3. コミュニケーション能力を磨く

研究職は、一人で黙々と研究するだけでなく、チームで協力して研究を進めることも多いです。

そのため、コミュニケーション能力は非常に重要です。

プレゼンテーション能力や文章作成能力、語学力などを磨くことで、円滑なコミュニケーションを図り、研究成果を分かりやすく伝えることができるようになります。

4. 企業研究を徹底的に行う

応募する企業の事業内容や研究開発の方向性を徹底的に調べましょう。

企業のホームページやIR情報、ニュース記事などを参考に、企業のニーズを把握し、自分のスキルや経験がどのように貢献できるかを明確にしましょう。

5. 志望動機を明確にする

なぜその企業で研究したいのか、熱意を持って伝えられるように、志望動機を明確にしましょう。

企業の研究内容や社風に共感した点、自分のスキルや経験を活かして貢献したい点を具体的に述べることが重要です。

6. 履歴書・職務経歴書を丁寧に作成する

履歴書・職務経歴書は、企業に自分をアピールする最初の機会です。

誤字脱字がないか、分かりやすい文章になっているかなど、丁寧に作成しましょう。

研究成果や学会発表、論文発表、資格などを具体的に記載し、自分の強みをアピールすることが重要です。

7. 面接対策をしっかり行う

面接は、企業の担当者と直接対話できる貴重な機会です。

自信を持って、自分の研究内容やスキル、経験をアピールしましょう。

また、企業の担当者からの質問に対して、論理的かつ分かりやすく回答できるように、事前に想定される質問と回答を準備しておくことが重要です。

 

まとめ:研究職の求人が無くても諦めないで!

この記事では、求人が少ない研究職で内定を勝ち取るための7つの戦略を紹介しました。

研究職の求人は確かに少ないですが、諦めずに努力を続ければ、必ず道は開けます。

この記事で紹介した戦略を参考に、自分に合った戦略を見つけ、実践してみてください。

応援しています!

この記事が、あなたの研究職への道を切り開く一助となれば幸いです。